教室ブログ

AI時代に必要なのはアナログ思考

2025年11月14日

AI時代に必要なのはアナログ思考

子どもの論理的思考力を伸ばす家庭トレーニング

AIが一瞬で答えを出してくれる時代になりました。
検索すれば解き方も、例文も、戦略さえも手に入ります。

しかし、それでもなお、子どもの未来に必要なのは
自分の頭で考え、判断し、言葉にできる力です。

私はロジカルAIスクール(ロジスク)で毎週子どもたちと向き合っていますが、
AIを使いこなす上でも、最初に必要なのは
アナログで積み上げる思考の土台だと、日々強く感じています。

この記事では、AI時代だからこそ重要になる
論理的思考力の育て方を、家庭でできる方法と合わせてお伝えします。


AI時代でも消えない思考の価値とは

AIの進化で、知識を覚えることや、答えを出すスピードには価値が薄れています。

必要になるのは
情報を整理し、状況を比較し、次の一手を考える力です。

つまり
・考える
・創る
・伝える

という、人間ならではの3つの力。

これはAIだけでは身につきません。
子ども自身が、手を動かし、選択し、失敗し、理由を考える。
そんなアナログの経験の積み重ねが、思考の地盤をつくっていきます。


アナログが思考を育てる理由

ロジスクではAIを使った活動がある一方で、
実はプリント学習、サイコロ計算、ボードゲームなどを多用しています。

なぜかというと、
アナログには次のような力があるからです。

  • 自分のペースで考えられる
  • 情報を目で見て整理できる
  • 判断や予測を言葉にしやすい
  • 自分の選択が結果にどうつながるかが体感で分かる

AIは優秀ですが、思考の過程を奪いがちです。
だからこそ、アナログで考える訓練が欠かせません。


家庭でできる論理的思考トレーニング

今日からすぐに取り入れられる方法を3つ紹介します。

1.結論ではなく考えた道筋を聞く

例えば
どうしてそれを選んだの?
ではなく
どうやってその答えになったの?
と聞いてあげると、子どもは自分の思考を振り返る習慣がつきます。


2.比較から始める話し方に慣れる

ロジスクでは、物事を
・比較
・分類
・結論

の順で説明する練習をしています。

この順番に慣れると、作文・面接・話し合いなどさまざまな場面で論理的に話せるようになります。


3.小さな疑問を一緒に深掘る

なぜ雨が降ると思う?
どうしてそのルールがあるんだろう?
と理由を探す会話を積み重ねるだけで、仮説を立てる力が伸びていきます。

もっと体系的に知りたい方は、ロジスクの学年別カリキュラムをご覧ください。
→ コース紹介ページ(https://logicalaischool.com/course/)


ボードゲームは論理的思考の宝庫

ロジスクではボードゲームは欠かせない存在です。
楽しみながら、次のような力が育つからです。

  • 先の展開を読む力
  • 相手の思考パターンを読む力
  • 情報を整理し優先順位をつける力
  • リスクとリターンを判断する力
  • 時間内で決断する力

アプリや動画では育ちにくい、人間相手の読み合いがここにはあります。


「ハゲタカのえじき」で育つ読み合いと期待値感覚

特におすすめなのが、ロジスクでもよく使う
「ハゲタカのえじき」
というカードゲームです。

シンプルなのに深いルール

  • 1から15のカードを同時に出す
  • 得点カードを誰が取るかを競う
  • 同じ数字を出すと無効

この無効ルールが、思考を一気に深掘りします。


育つ力 1

期待値を考える習慣

例えば、10点が出たとき
強いカードで取りにいくか
あえて低いカードで他の人同士をつぶし合いにするか

子どもは自然と次の要素を考え始めます。

  • 勝つ確率
  • 損するリスク
  • 相手の手札の残り
  • 自分の手札の価値

これはまさに期待値の調整です。
勉強ではなかなか育ちませんが、ゲームでは子どもが夢中になって考えます。


育つ力 2

相手のクセを読み取る力

兄は強気、友達は慎重など、
人の行動パターンを読む練習になります。

AIには絶対に再現できない、人の感情やクセの理解がここにあります。


育つ力 3

一発勝負の決断力

同時にカードを出すため、躊躇すれば負けます。

この状況は
迷う
予測する
決める
という思考サイクルを強制的に回すため、判断力が鍛えられます。


ロジスクがアナログを大切にする理由

AIスクールなのに、実物教材が多い。
これは意図的です。

推理プリント
サイコロ計算
スリーヒントクイズ
ボードゲーム

これらはすべて
・考える
・創る
・伝える
の土台をつくるために設計されています。

教室の様子はこちらに詳しくまとめています。
→ 教室についてページ(https://logicalaischool.com/about/)


AI時代の思考力教育の最適解

AIを使いこなすには、
AIに任せる部分と、人間が判断する部分の線引きが必要です。

その線引きができるのは
先読み力
言語化能力
論理的思考力
情報処理力
という4つの基盤能力を持つ子どもです。

ロジスクでは、この4つを
アナログとAIの両方から育てています。


まとめ

論理的思考力は日常と遊びで育つ

難しい問題集をやらなくても
論理的思考力は家庭の会話や、たった15分のボードゲームで伸びていきます。

子どもは遊びに夢中だからこそ深く考えます。
そして、考える経験の積み重ねが未来の力になります。

もし、もっと体系的に伸ばしてあげたいと感じたら
ロジスクの無料体験で子どもがどんな表情で学ぶのか、ぜひ見てみてください。

まずは無料体験授業へ
→ (https://logicalaischool.com/)


著者
川島優貴
AIパートナーズ株式会社 代表取締役