AI時代に「偏差値」は意味がない?中学受験の“コスパ”を真剣に考える
「ここまでお金と時間をかけて、本当に報われるのかな…?」
中学受験の塾から帰ってきたお子さんの顔を見ながら、
そんな不安を飲み込んでいるお母さん・お父さんは少なくありません。
最近話題になったYouTube番組
「中学なぜ激化?都心の小学校『異常な受験率』」は、
まさにその不安を“言語化”してくれる内容でした。
▶︎ 動画はこちら
【勝負の冬】中学受験が加熱…なぜ?AI時代に学歴必要?|アベプラ
この番組では、
- 小4〜小6の3年間で250〜300万円の塾代
- 直前期だけで冬期講習+正月特訓で60万円という請求
- 学年の7〜8割が中学受験という小学校
- 受験後に燃え尽きてしまう「燃え尽き症候群」や、進学校での落ちこぼれ
といった現実が、生々しく語られています。
この動画は、「中学受験をやめなさい」と主張しているわけではありません。
しかし、すべての中学受験家庭に対して、
「あなたは、本当にそれを望んでいるのですか?」
と問いかける、かなり強烈な警告になっています。
1. この動画は、すべての中学受験家庭への警告だ

番組の冒頭で印象的だったのは、あるお母さんのエピソードです。
- 12月〜1月の冬期講習+正月特訓で約60万円
- 「ここまで来たら、もう引き返せない」という思いで支払い続けた
- それでも志望校に届かず、親子ともに燃え尽きてしまった
まさに「課金ゲーム」です。
途中でやめれば「今まで払ったお金が無駄になる」
続ければ続けるほど「ここで止めたらかわいそう」と思ってしまう。
さらに、番組の中では、都心の一部小学校の状況として
- クラスの7〜8割が中学受験
- 「塾に通っている子」が、子どもたちのコミュニティの中心になる
という実態も紹介されていました。
ここまで来ると、中学受験はもはや
「落ち着いて選ぶ一つの進路」ではなく、
「抜けたら怖い村の掟」
のような性質を帯びてしまいます。
2. あなたは、いつの間にか「課金ゲーム」のプレイヤーになっていませんか?

多くのご家庭が、次のような流れで中学受験に巻き込まれていきます。
- 小3〜小4
- 「周りが塾を始めたから」「お試しテストで成績が良かったから」
- 小5
- 友達が次々と塾へ
- 「うちだけ行かないのは不安」と感じ始める
- 小6
- 塾中心の生活に
- 「ここまで来たら、もうやめられない」という心理が働く
この時点で、
- 毎月の塾代+オプション講習
- 模試・過去問・参考書
- 交通費・軽食・外食
などを合算すると、3年間で250〜300万円というラインが見えてきます。
しかし、本当に大きな代償は「お金」だけではありません。
見えにくい3つの「コスト」
① 子どもの心のコスト
- 「常にテストに追われている感覚」
- できなかった時に、自分を過度に責めるクセ
- 「勉強=怒られるもの」というイメージの固定化
② 親子関係のコスト
- 会話の中心が「今日の勉強」「成績」「宿題やった?」
- 褒めたいのに、つい「なんでできないの?」が先に出る
- お互いに“本音を飲み込む”クセがついてしまう
③ 失われる時間のコスト
- 家族旅行、友達との外遊び、好きなことに没頭する時間
- 「なんとなくスマホを触る時間」だけが残り、
本物の遊び・挑戦の時間が減っていく
もちろん、良い側面もあります。
「何かに本気で打ち込む経験」は、子どもを確実に成長させます。
問題なのは、
その「本気」の対象が、偏差値だけのための勉強になってしまっていないか?
という点です。
3. AI時代に、その学歴はどこまで価値がある?

動画の後半では、さらに踏み込んだテーマが扱われます。
「AI時代に、学歴ってどこまで意味があるのか?」
ここ数年で、AIは一気に賢くなりました。
- 英語・中国語などの語学
- 資料作成・要約・翻訳などのホワイトカラー業務
- データ分析・パターン認識といった知的労働の一部
こうした領域は、今後ますますAIが肩代わりしていきます。
つまり、
「頭が良い人」=「たくさん暗記できて、早く解ける人」
という価値観は、確実に揺らいでいきます。
もちろん、
- 学歴が全く意味を失うわけではない
- 一定以上の大学への進学や、専門職への道には今後も“学歴のチケット”が必要
という現実は残ります。
しかし、偏差値だけを追いかけて獲得した学歴は、
AIの進化とともに、相対的に価値を失っていくリスクを抱えます。
4. 今の子どもたちに本当に必要な3つの力

AIが当たり前の存在になっていくこれからの時代、
子どもたちにとって「本当に価値のある学び」は何でしょうか。
私は、次の3つの力だと考えています。
※ロジスクが大切にしている教育の考え方は、
ロジカルAIスクール公式サイトでも詳しくご紹介しています。
① 自分で「問い」を立てる力
- 「なぜ、こうなるんだろう?」
- 「本当にそうなのかな?」
- 「もっと良いやり方はないかな?」
テストの正解を早く当てる力ではなく、
世界に対して疑問を持ち、自分なりの問いを立てる力です。
AIは「与えられた問いに答える」のは得意ですが、
問いそのものを生み出すことは、人間にしかできません。
② AIをカンニングではなくパートナーにする力
- アイデア出しをAIに手伝わせる
- 調べ物や資料づくりをAIと協働で進める
- AIが出した案を批判的に検討し、最後は自分で決める
AIをズルの道具にしてしまうのか、
それとも思考と表現を加速させるパートナーにできるのか。
この違いが、10年後・20年後の仕事の質と自由度を大きく分けます。
ロジスクでは、こうした「AIとの付き合い方」を、
小学生でも無理なく体験できるようカリキュラム化しています。
詳しくは、年齢別の学びがわかるコース紹介ページをご覧ください。
③ 人と協働し、感情を扱う力
- チームで意見をぶつけ合い、合意をつくる力
- 相手の気持ちを想像しながら、言葉や行動を選ぶ力
- 失敗しても立ち上がる「心のしなやかさ」
AIがどれだけ賢くなっても、
人と人との関係を築く力は代替できません。
ロジスクの授業では、
少人数クラスでのディスカッションや発表を通じて、
この「人と関わる力」を自然に育てていきます。
教室の雰囲気や指導方針は、教室についてのページでご紹介しています。
5. 課金ゲームから抜け出す、唯一の方法

それは「未来に直結する学び」に投資先を切り替えること
ここまで読んで、
「じゃあ、中学受験はやめた方がいいんですか?」
と聞かれることがあります。
結論から言うと、
中学受験そのものが悪いわけではありません。
大事なのは、
「偏差値のためだけ」に何百万円と時間を投資するのか
それとも
「AI時代を生き抜く力」のために投資をするのか
という投資の軸を変えることです。
その具体的な選択肢として、私は
ロジカルAIスクール(ロジスク)を提案します。
ロジスクは、
「AI時代に必要な“考える力”を育てる教室」として、
中学受験をする・しないに関わらず通っていただける場です。
- 「受験塾と並行して、AI・思考力の土台をつくりたい」
- 「中学受験からは降りるけれど、学び自体は止めたくない」
そんなご家庭にとっての第3の選択肢になればと考えています。
料金や授業システムが気になる方は、
入会前によくいただく質問をまとめたよくある質問ページもあわせてご覧ください。
6. まとめとメッセージ
「中学受験が“悪”なのではなく、思考停止で走り続けることが“悪”」

最後に、あえて強めの言葉で締めたいと思います。
中学受験そのものが“悪”なのではありません。
思考停止で“課金ゲーム”を続けてしまうことが“悪”なのです。
- 本人の適性を見ずに、「周りがやっているから」と始める
- 途中で限界が見えても、「ここまで来たから」と止まれない
- 「偏差値」だけをゴールにしてしまい、
本当に必要な力(問い・思考・表現・AI活用)を育て損ねる
もし今、この記事を
「中学受験 やめたい」「中学受験 コスパ」
といったキーワードで読んでくださっているとしたら——
それはすでに、
お子さまの未来のために、一度立ち止まろうとしているサイン
です。
その感覚を、どうか大切にしてあげてください。
「課金ゲーム」から抜け出し、未来への賢い投資を始める第一歩を
- 「このまま受験を続けるべきか、一度整理したい」
- 「AI時代に必要な学びを、実際の授業で体感してみたい」
- 「うちの子にロジスクが合うかどうか試してみたい」
そう感じられた方は、
ロジカルAIスクール(ロジスク)の無料体験会にぜひお越しください。
まずは、スクール全体の情報を
ロジカルAIスクール公式サイトでご覧いただき、
お子さまの年齢に合ったコース紹介ページからイメージを掴んでみてください。
▶︎ 改めて、話題の番組はこちら
【勝負の冬】中学受験が加熱…なぜ?AI時代に学歴必要?|アベプラ
課金ゲームから抜け出し、AI時代を生き抜く力への賢い投資に切り替える。
その第一歩をご一緒できたら、とても嬉しく思います。著者: 川島優貴
所属: AIパートナーズ株式会社 代表取締役/ロジカルAIスクール代表