「普通」「別に」で会話が終わる子ども|頭の中の考えを言葉にする力の育て方
こんにちは。ロジカルAIスクール教室長です。

「今日、学校どうだった?」
「普通」
「何か楽しいことはあった?」
「別に」
もう少し話してほしいのに、会話がそこで終わってしまう。そんな経験はありませんか。
返事が短いと、「何も考えていないのかな」と心配になるかもしれません。しかし、考えがないとは限りません。
頭の中には出来事や気持ちがあっても、何を選び、どの順番で、どんな言葉にすればよいのか分からないことがあります。
「話せない」は「考えていない」ではない
自分の経験を言葉にするまでには、いくつもの段階があります。
何があったか思い出す。
印象に残ったことを選ぶ。
そのときの気持ちを確かめる。
相手に伝わる順番に並べる。
子どもにとって、これを一度に行うのは簡単ではありません。
「もっとちゃんと話して」と求めるより、頭の中にあるものを一つずつ取り出せるように手助けすることが大切です。
「どうだった?」を小さな質問に変える

答える範囲が広すぎると、子どもは何から話せばよいか迷います。
「今日、一番覚えていることは?」
「難しかったのはどこ?」
「自分で決めたところは?」
「もう一度やるなら、何を変える?」
質問を具体的にすると、思い出や考えを取り出しやすくなります。
「なぜ?」を繰り返すよりも、「そう思ったきっかけは?」「どの部分が気になった?」と聞く方が、会話も続きやすくなります。
言葉にすることで育つ力
言語化能力は、上手に話すためだけの力ではありません。
「何が難しかったのか」
「なぜ、その方法を選んだのか」
「次はどうしたいのか」
言葉にしようとすることで、子ども自身も初めて自分の考えに気づきます。
つまり言語化とは、完成した考えを外へ出す力ではなく、言葉を使って考えを形にする力です。
学習・人間関係・AI活用につながる
自分の考えを言葉にできると、分からない部分を先生に質問しやすくなります。作文や記述問題では、理由や根拠を順序立てて書く力につながります。
友達との間でも、「嫌だった」だけで終わらず、「何が嫌だったのか」「どうしてほしいのか」を伝えやすくなります。
AIを使うときも同じです。
上手な指示文を暗記する前に、自分が何を作りたいのか、どんな条件を大切にしたいのかを言葉にできることが欠かせません。
ロジスクでは、答えを少しずつ広げます
ロジスクでは、作品が完成した後も、作って終わりにはしません。
「何を作ったの?」
「どこを一番見てほしい?」
「最初の案から何を変えた?」
「次に直すならどこ?」
最初は一言でも大丈夫です。

一言で答える。
理由を一つ加える。
具体例を足す。
相手に伝わる順番へ整える。
この積み重ねによって、頭の中の曖昧な考えが、少しずつ自分の言葉に変わっていきます。
大切なのは、大人のようにきれいに話すことではありません。
「私はこう思った」
「ここが難しかった」
「次はこうしたい」
自分の経験や考えを、自分の言葉で表せることです。
無料体験で、考えを言葉にする時間を
ロジカルAIスクールでは、無料体験授業を実施しています。
作品づくりや対話を通して、お子さんが考え、試し、自分の言葉で伝える様子をご覧いただけます。
「普通」「別に」の奥にある考えを、教室で一緒に見つけてみませんか。