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2026.07.08

小学生に音読が大切な理由|読む力・集中力・言葉の力を育てるレッスン

レッスン3:音読の効果と意義

こんにちは。ロジカルAIスクール教室長です。

ロジスクでは、小学生のうちから文章を声に出して読む時間を、毎週のレッスン冒頭に取り入れています。

音読の目的は、ただ文字を正しく読むことだけではありません。言葉のリズムを感じること、文章の意味を味わうこと、集中して声に出すこと、人前で表現すること。こうした経験を少しずつ積み重ねるための時間です。

音読と聞くと、「国語の練習」「読む力をつける取り組み」と思われる方もいるかもしれません。もちろん、読む力や語彙力を育てるうえでも大切です。

それに加えて、音読は脳の中でも前頭部を含む複数の領域を使う活動として研究されています。※1 また、前頭前野は、思考・判断・記憶した情報を扱う力、自分の行動をコントロールする力などに関わる領域として知られています。※2

だからこそロジスクでは、音読をレッスンに入る前の「頭と心の準備運動」として大切にしています。

たかが音読、されど音読

声に出して読むためには、文字を見る、言葉のまとまりをとらえる、声に出す、自分の声を聞く、リズムよく読む、みんなの前で読むという複数の動きを同時に行います。

シンプルに見えて、音読はとても高度な活動です。

また、音読には子どもの「今の状態」もよく表れます。声が小さい日、いつもより早口になる日、言葉につまずく日、堂々と読める日。ロジスクでは、間違えずに読むことだけを目的にしていません。

恥ずかしくても声を出してみること。少しずつ人前で表現できるようになること。言葉のリズムや意味を感じること。そうした小さな積み重ねが、集中する力、気持ちを切り替える力、表現する力につながっていきます。

まさに、たかが音読、されど音読です。

暗唱で「できた!」を積み重ねる

ロジスクの音読では、子どもたちが暗唱しやすい詩や名文、リズムのある文章を題材にしています。

何度も声に出すうちに、言葉が体に入ってくる。リズムを覚える。表現をまねる。人前で言えるようになる。

「覚えられた」「最後まで言えた」「みんなの前で発表できた」という経験は、テストの点数だけでは測れない成長です。自分の声で言葉を届ける経験を重ねることで、子どもたちは少しずつ自信をつけていきます。

さらにロジスクでは、暗唱に合格するとスタンプがたまる仕組みを用意しています。暗唱合格6回分のスタンプがたまると、3Dプリンターで好きなものを製作して持ち帰れるプレゼントもあります。

「がんばったら形になる」「続けたらいいことがある」「自分にもできた」。こうした小さな成功体験が、子どもたちの意欲に火をつけます。ご褒美だけが目的ではありませんが、努力を楽しく続けるための仕掛けとして、スタンプやプレゼントも前向きに活用しています。

音読は、AI時代にも必要な力につながる

AI時代だからこそ、言葉の力はますます大切になります。AIに何かを頼むにも、自分の考えを言葉にする力が必要です。作品を作ったあとに発表するにも、なぜそう考えたのかを説明する力が必要です。

ロジスクが大切にしているのは、「考える・創る・伝える」という学びです。音読は、その土台づくりと相性のよい取り組みです。

毎週の小さな積み重ねが、読む力だけでなく、声に出す力、人前で表現する力、集中する力、言葉を覚える力、自分の気持ちを整える力を育てていきます。

ロジスク体験レッスンでは、こうした音読の時間から、AIやものづくり、発表へとつながる一連の学びを実際に体験していただけます。

お子さんが声を出し、考え、つくり、自分の言葉で伝える姿を、ぜひ一度教室でご覧ください。


参考文献・出典

※1 音読と脳活動について
Miura, N., Iwata, K., Watanabe, J., Sugiura, M., Akitsuki, Y., Sassa, Y., Ikuta, N., Okamoto, H., Watanabe, Y., Riera, J., Maeda, Y., Matsue, Y., & Kawashima, R.
“Cortical activation during reading aloud of long sentences: fMRI study.”
NeuroReport, 14(12), 1563–1566, 2003.
DOI: 10.1097/00001756-200308260-00004

日本語の長文を音読する際の脳活動をfMRIで調べた研究です。音読時に、前頭皮質や側頭皮質を含む複数の脳領域が活動することが示されています。

※2 前頭前野と実行機能について
Moriguchi, Y., & Hiraki, K.
“Prefrontal cortex and executive function in young children: a review of NIRS studies.”
Frontiers in Human Neuroscience, 7, 867, 2013.
DOI: 10.3389/fnhum.2013.00867

幼児期・児童期における前頭前野と実行機能の関係を、NIRS研究を中心に整理したレビュー論文です。実行機能は、抑制、認知の切り替え、ワーキングメモリなどに関わる高次の認知機能として説明されています。

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