厳しいのはテストだけでいい|母がくれた「自由」とロジスクの原点
最近、母親の話をするときに、どうしても「悪口寄り」になってしまうことが多くて。
今日はちゃんと感謝も込めて、そしてロジカルAIスクール(ロジスク)の原点にもつながる話を書いてみたいと思います。
私の母は「平均点おばけ」だった
うちの母は、とにかく勉強に関してだけは異常な執着を見せる人でした。
テストで平均点を下回るなんて論外。
常に「平均点以上を取っていること」が最低条件。
ある意味、私の母は「平均点おばけ」でした。
テストの点に関しては、今振り返っても、かなりの圧でした。
ただ、不思議なことに、それ以外はびっくりするくらい自由だったんです。
- 欲しいものは、よほど無茶なものでなければ大体買ってもらえた
- 行きたいところがあれば、基本的には連れていってもらえた
- やってみたいと言ったことも、かなりの確率で「いいよ」と言ってくれた
勉強に関してだけは「鬼」。
それ以外は「何でもやっておいで」というスタンス。
この極端なバランスが、今の私をつくっています。
ちなみに、母の「平均点おばけ」ぶりについては、過去のこちらの記事でも詳しく書いています。
・『好きなことは最大限、嫌いなことは最低限──高校で確立した僕の生き方』
・『中学受験を終えて──「勉強を人生の中⼼にしない」と誓った僕が、中学で再び向き合うことになった現実』
中学受験が終わった後に待っていた「ご褒美の経験」
中学受験が終わると、母は一気にブレーキを外しました。
家族旅行で連れていってもらったのは、
- グアム
- ニューヨーク
- フロリダ(ディズニー、ユニバーサル・スタジオ)
当時の私からしたら、
「え、こんなところまで連れていってくれるの?」
というレベルの大盤振る舞いでした。
学校生活でも、経験のチャンスを次々と与えてくれました。
- 立教池袋には「アメリカキャンプ」というプログラムがあり、現地の人たちと約2週間キャンプ → その後ホームステイ
- 希望者だけ参加できるスキーキャンプにも、毎年のように参加
- 生徒会で会計をやっていた縁で、老人ホームのボランティアにも毎年参加
さらに、高校の卒業旅行では、仲の良い友人たちと
- ローマ
- ミラノ
- フィレンツェ
- ベネチア
というイタリア旅行にも連れていってもらいました。
今考えると、完全に「経験盛り合わせ定食」です。
母は、テストの点にはうるさかったですが、その分、「経験」に関しては徹底的に投資してくれていたのだと思います。
「行ってみたい」「やってみたい」を止めなかった母
大学に入る頃には、その反動もあってか、私の中の
「いろんなところに行ってみたい」
「いろんな人と出会ってみたい」
という欲求が完全に爆発しました。
- 東日本大震災のボランティア
- 熊本地震のボランティア
- 老人ホームのボランティア継続
- 子どものスキーキャンプの引率
- スリランカでの道路づくりボランティア&ホームステイ
- 学童の先生のアルバイト
- 卒業旅行での中欧(ハンガリー、オーストリア、チェコ、スロバキア、ドイツ)周遊
気づけば、これまでに27カ国を訪れていました。
ここまで行動的になれたのは、やはり母が
「行きたいなら行ってみなさい」
「やってみたいならやってみなさい」
と、基本的に止めなかったからだと思っています。
もちろん、心配もあったはずです。
でもそれ以上に、母は
「机の上だけで完結しない経験」を、人生のどこかで必ずしてほしい
と考えていたのかもしれません。
ロジスクに通じる「点数だけじゃない教育観」
ロジカルAIスクール(ロジスク)で、私が一貫して大事にしているのは、
「点数」よりも、「経験」
「正解」よりも、「試行錯誤」
です。
これは間違いなく、自分が母からもらったものの影響です。
- 勉強は、ある程度しっかりやる
- そのうえで、外の世界に触れるチャンスはできる限り広く用意する
このバランスが、自分の価値観のど真ん中にあります。
ロジスクでは、
- AIと一緒に物語をつくる
- 表紙デザインや動画を自分の手でつくる
- 3Dプリンターでアイデアを形にする
といった、子どもたちの「やってみたい」を形にする経験を中心にカリキュラムを組んでいます。
テストの点を上げるためだけの「AI教室」には、まったく興味がありません。
詳しい内容は
ロジカルAIスクール公式サイト
にもまとめていますが、根っこにあるのは
「子ども時代に、どれだけ豊かな経験をさせてあげられるか」
という、母から受け継いだ感覚です。
全員が同じことをする必要はない。でも「経験」に目を向けてほしい
もちろん、ここまで書いておいてなんですが、
「同じように海外旅行に連れていきましょう」
「ボランティアに必ず参加させましょう」
と言いたいわけではありません。
家庭の事情も価値観も、それぞれ違います。
海外に行かなくても、日本の中だけでも、素晴らしい経験はいくらでもできます。
大事なのは、
- 子どもが「やってみたい」と言ったときに、頭ごなしに否定しないこと
- 勉強だけでなく、「経験」にも時間とお金を使うという発想を少し持ってみること
- 点数に目が向きがちなときほど、「この子はどんな経験を積んでいるか?」を思い出してみること
だと思っています。
ロジスクで子どもたちに渡したいもの
母が私にくれたのは、
- テストの点に対する、ある種の「基準の高さ」
- そしてそれ以上に、「世界を見ておいで」という、経験へのゴーサイン
でした。
ロジカルAIスクールで、私が子どもたちに渡したいのも、同じようなものです。
「AI時代に通用する思考力」
「自分で考えて一歩踏み出す行動力」
「やってみたからこそ語れる経験」
もし、
「うちの子にも、テスト以外の“経験”をもっと増やしてあげたい」
「行動力や好奇心を育ててあげたい」
と感じている保護者の方がいらっしゃったら、
ぜひ一度、ロジスクの雰囲気をのぞきにきてください。
教室の詳細や無料体験のお申し込みは、
ロジカルAIスクール公式サイト
からご覧いただけます。
著者:川島優貴
所属:AIパートナーズ株式会社 代表取締役