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2025.11.21

なぜロジスクをオープンしようと思ったのか

AI時代に子どもたちへ届けたいもの

AIが当たり前に使われる時代。
世の中では、AI講座やセミナーが一気に増えました。

しかし、NFTやAIの世界にどっぷり関わってきた立場から、どうしても拭えない違和感があります。

それは
技術の話ばかりで、使う人の人生が良くなる話がほとんどされていない
ということです。

この違和感こそが、ロジカルAIスクール(ロジスク)をオープンしようと決意した出発点でした。


技術の説明はあっても、自分ごとにしてくれる人がいない

私はもともと、NFTというデジタル証明の技術を使ったアートのプロデュースをしていました。
新しいテクノロジーが出てくるたびに、多くのセミナーが開催されます。

けれど、その多くは

  • 難しい専門用語のオンパレード
  • ブロックチェーンの仕組み
  • トークンがどうこう
  • アルゴリズムがどうこう

といった内容に終始してしまうことがほとんどです。

参加者は本来

  • これを使うと自分の仕事や生活はどう変わるのか
  • 自分にも使えるのか
  • 何から始めればいいのか

を知りたくて来ているはずなのに、セミナーが終わるころには

何となくすごそうだけど、結局よく分からない

というモヤモヤを抱えたまま帰っていく。

これは、例えるなら

車に乗ってみたい人が集まっているのに、
エンジンの構造や化学反応の話だけを延々と聞かされるセミナー

のようなものです。

本当に知りたいのは

  • どうやって運転すればいいのか
  • どんな場面で役に立つのか
  • 自分の暮らしはどう変わるのか

のはずです。


AIの世界でも、同じことが繰り返されていた

AIの世界に足を踏み入れても、この構図は変わりませんでした。

  • LLM
  • パラメータ
  • トランスフォーマ
  • ディープラーニング

こうした単語から話が始まるセミナーがとても多いのが現実です。

もちろん、こうした技術があってこそAIが動いているので、開発者の方々には大きな敬意があります。

ただ、私が日々向き合っているのは

  • 忙しいビジネスマン
  • 忙しい経営者
  • 少しでも生活を良くしたい主婦の方

といった方々です。

その人たちが本当に知りたいのは、

  • 要は何ができるのか
  • 自分にも使えるのか
  • どれだけ便利になるのか

という 自分の現実とつながった話 です。

技術の仕組みから説明を始めてしまうと、多くの人は頭が追いつかず、正直なところ話を聞いていられない。
中には眠ってしまう方すらいます。

なぜか。
今の自分には必要だと感じられない話だから です。


使い方から伝えると、人は一気にワクワクし始める

一方で、私が講座で意識しているのは

  • あなたの仕事のこの部分にこう使える
  • この手順なら、今日から再現できる
  • ここだけ覚えれば、今より確実に楽になる

という、使う側の目線から始めることです。

すると、参加者の表情が明らかに変わります。

  • ここをAIに任せたら、残業が減るかもしれない
  • 部下にもこのやり方を覚えてもらえば、チーム全体が楽になる
  • 副業でこういうサービスにできないかな

など、次々にアイデアが出てくるようになります。

この瞬間の空気は、本当に気持ちが良いです。
誰一人として寝ていません。
むしろ

  • もっと質問してみたい
  • 画像も生成してみたい
  • これもできるのではないか

と、ワクワクが止まらない顔になります。

ワクワクしながら、自分の生活や仕事に結びつけて考え始める人は、間違いなく伸びる人です。
AIは、そういう人の能力を何倍にも増幅してくれると感じています。


ChatGPTはハサミ、企業ツールは裁断機

先日、生成AI関連の大きな展示会を視察したときのことです。

  • 自社独自の営業支援AI
  • 自社独自のマーケティング分析AI
  • UIだけ変えて中身はほぼChatGPTというサービス

そういったツールがたくさん並んでいました。

私の目には、

中身にChatGPTというハサミを入れた裁断機

に見えました。

本来は、ハサミそのものの使い方を身につけた方が、ずっと応用が効きます。
しかし、ハサミの便利さを教えてしまうと裁断機が売れにくくなるため、ハサミの話はほとんどされない。

多くの人は、自分の現状や目的を深く考えないまま、なんとなく良さそうだからと裁断機を買おうとしてしまう。

私はこの状況に、強い危機感を覚えました。


AIは副業ツールではなく、人間の可能性を拡張するパートナー

最近、ネット上では

  • AIで副業
  • 月10万円を目指そう

といったコピーを多く見かけます。

副業自体を否定するつもりはありません。
ただ、AIは本来その程度で収まる規模のものではないと感じています。

AIは、スマホ以上のインパクトで、人間社会を根底から変える可能性をもった技術です。

  • 経営アドバイザー
  • 翻訳家
  • 企業アドバイザー

あらゆる仕事が、AIによって拡張されていきます。
必要なのは、特別なプログラミングスキルではなく、

何をどう伝えたいのかを言葉にする力

です。


実感した、AIと人が組んだときの力

ある大企業の会長と、アフリカの大使が会談していたときのことです。

大使は日本語を話しますが、完璧ではありません。
会長は日本語で一生懸命に想いを語っていましたが、その全てが伝わっているとは言い難い状況でした。

そこで私は、

  1. 会長の話を録音する
  2. 録音を文字起こしする
  3. その内容をAIで整理し、構成し直す
  4. それを大使の母国語に翻訳する

という流れで、会長の本当の想いを大使に届けました。

ここで重要なのは、

  • AIが勝手に全自動でやってくれたわけではない
  • どこをどう抜き出し、どんな順番で伝えるかは、人間である私が考えた

という点です。

AIは思考の代わりをする神様ではなく、思考を拡張するための道具です。


AIに仕事を奪われるのではなく、AIを拒否した人の仕事が奪われる

これから数年の流れを、私は次のように見ています。

  • 2025〜2026年
    AIを使っていることを隠しながら、圧倒的な成果を出す人が増える
  • 2026年末〜2027年
    AIを駆使して、とんでもない金額を稼ぐ個人が登場する
  • 2027年以降
    世の中が
    あの人たちはAIを使っているからすごいらしい
    と気づき始め、仕事でAIを使うのはズルいという議論が起こる
  • 2028年頃
    反対していた人たちですら、気づかないうちにAIが作った資料を使うようになり、
    最終的に
    使いこなす人
    これから使い始める人
    頑なに使わない人
    に分かれていく

このとき、仕事を失うのはAIではなく、
AIを頑なに拒否し続けた人のポジション だと考えています。


それでも最後に残るのは、ワクワクと言語化と考える力

AIによって多くのスキルが自動化され、価値が下がっていく時代に、最後まで残るものは何か。

私はこう考えています。

  • 言語化能力
  • 思考力
  • 想像力

もっと噛み砕くと、

ワクワクする気持ち

です。

個人の意思が伴わない、やらされ仕事はどんどんAIに置き換えられていきます。
逆に、

  • 何をやりたいのか
  • どうしたいのか
  • なぜそれをやりたいのか

という自分の意思を持ち、それを言葉にできる人の価値は、これから一段と高まっていきます。


だからこそ、子どものうちからこの感覚を育てたい

ここまで大人の話をしてきましたが、私が本気で変えたいのは、次の世代です。

大人向けのAI講座や企業研修を続ける中で、
もっと早くこの感覚を持てていたら、人生の選択肢はもっと広がっていたのにな
と感じることが何度もありました。

  • AIを怖がるのではなく、面白がれること
  • 技術の中身より、どう使うかを考えること
  • AIに命令されるのではなく、AIに指示を出す側に立つこと

これは本来、子どものうちから育てられる力です。

そこで私は、幼児教育のプロである先生方とチームを組み、

AI時代に必要な考える力、創る力、伝える力を育てる場として、ロジカルAIスクールをオープンしました。


ロジスクで育てたい力

ロジスクで大事にしているのは、次のような力です。

  • 自分なりに考え、自分の言葉で説明する力
  • AIをただ遊び道具として使うのではなく、自分のやりたいことを実現するための道具にできる力
  • 失敗しても面白がって、試行錯誤を続けられる力

AIや3Dプリンター、動画生成など、最新の技術はたくさん使います。
けれど、ゴールはあくまで

ワクワクしながら自分の頭で考えられる子を育てること

です。


保護者の方へお伝えしたいこと

AIは、子どもの可能性を奪う存在ではありません。
正しく付き合えば、子どもの可能性を何倍にも広げてくれる存在です。

しかし、それを活かせるかどうかは、ツールではなく

それを使う人の力

にかかっています。

だからこそ今からできることは、

  • AIに触れてみること
  • AIを怖いものではなく、道具として捉え直すこと
  • 子どもがワクワクしながら考え、試せる環境を用意してあげること

だと考えています。

ロジスクは、そのための場所として立ち上げました。

もし、
うちの子には、AIに振り回される側ではなく、AIを味方にできる人になってほしい
そう思われるようでしたら、ぜひ一度ロジスクを覗いてみてください。


ロジカルAIスクール代表
川島優貴

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