子供の自己肯定感を高める習い事の選び方
「子供 自己肯定感 高める」「子供 自信をつける」と検索して、この記事にたどり着かれた方も多いと思います。
もしかすると、最近こんなことを感じていないでしょうか。
- ちょっとしたことで「どうせぼくなんて」「私なんて…」と言う
- 新しいことに誘っても「無理」「できない」と後ろ向き
- テストの点や成績ばかり気にして、表情が曇りがち
その姿を見ると、「このままで大丈夫かな」と、親として胸がギュッと締め付けられますよね。
私はAIパートナーズ株式会社の代表として、吉祥寺でロジカルAIスクール(ロジスク)を運営しています。教室には、自己肯定感が少し下がってしまっているお子さんも多く通ってきていますが、環境と声かけが変わることで、驚くほど表情が変わっていく姿をたくさん見てきました。
こちらでは、子供の自己肯定感を高めるためのポイントと、その視点から見た習い事の選び方、そしてロジスクで大切にしている「答えよりプロセスを褒める」文化についてお伝えします。
1. 子供の自己肯定感は「声かけ」と「環境」で変わる
自己肯定感とは、「できてもできなくても、自分には価値がある」と感じられる感覚です。
- テストで良い点を取った時だけ認められる
- ミスすると強く叱られる
- 周りと比べられることが多い
こうした環境が続くと、子供は「結果が出せない自分には価値がない」と感じやすくなります。
逆に、
- うまくいかなくても挑戦したことを認めてもらえる
- 失敗しても「次どうしようか」と一緒に考えてもらえる
- 小さな成長を丁寧に見つけてもらえる
このような関わりが増えると、自己肯定感は少しずつ育っていきます。
ポイントは、特別な才能が必要なわけではなく、「声かけ」と「環境」を少し変えるだけで、土台から変わっていくということです。
2. 自己肯定感を高める3つのポイント
2-1. プロセスを褒める
多くの子が、点数や順位など「結果」ばかり見られて育っています。
しかし、自己肯定感を高める鍵は「結果」ではなく「プロセス」にあります。
- 「最後まであきらめずにやったね」
- 「分からないところをちゃんと質問できていたね」
- 「前よりも自分から手を挙げられていたね」
このように、「どんなふうに取り組んだか」「どんな工夫をしたか」に注目して言葉をかけてあげることで、
できてもできなくても、自分の頑張りはちゃんと見てもらえている
という安心感が生まれます。
結果はコントロールできないことも多いですが、「考え方」や「取り組み方」は自分で選べます。そこを認めてもらえると、子供は自分を肯定しやすくなるのです。
2-2. 失敗を恐れない環境を作る
自己肯定感が低くなっている子の多くは、「失敗=怒られること」「失敗=恥ずかしいこと」と感じています。
家庭や習い事の中で、
- 間違えたらすぐに正解を教えてしまう
- 完璧にできるまで挑戦させない
- 「なんでこんなこともできないの」と責めてしまう
こうしたことが続くと、子供は「失敗しないこと」が最優先になり、新しいことに挑戦できなくなります。
逆に、
- 間違えたら「いいね、その気づき」と歓迎する
- うまくいかない理由を一緒に考える
- 失敗した時ほど「よくチャレンジしたね」と声をかける
という環境だと、子供は「失敗しても大丈夫」と思えるようになり、チャレンジする勇気が育っていきます。
2-3. 小さな成功体験を積み重ねる
自己肯定感は、大きな成功ではなく「小さな成功体験の積み重ね」で育ちます。
- いつもより5分長く集中できた
- 前は怖かったことに一歩踏み出せた
- 自分から「やってみたい」と言えた
こうした小さな一歩を、大人が見逃さずに言葉にしてあげることがとても大事です。
「子供 自信をつける」ために必要なのは、偏差値を一気に上げることではなく、日々の小さな前進を丁寧に拾ってあげることだと、教室で子供たちを見ていて強く感じます。
3. 習い事で自己肯定感を高めるには?
選ぶ時に見るべき3つの視点
では、「子供 自己肯定感 高める」ためには、どんな習い事を選べば良いのでしょうか。
私がおすすめしたい視点は、次の3つです。
3-1. 答えではなく「考えたプロセス」を見てくれるか
- テストの点数や結果だけで評価されていないか
- 正解を出した子だけが褒められていないか
- 間違えた時にも「どこまで考えたか」を見てくれるか
ここが、自己肯定感に直結します。
子供が一生懸命考えても、結果として間違えることはたくさんあります。
その時に「違うよ」「なんで分からないの」とだけ言われてしまうと、「頑張っても意味がない」と感じてしまいます。
一方で、「ここまでは自分で考えられたね」「この発想は面白いね」とプロセスを認めてもらえれば、子供は「考えること」そのものに自信を持てるようになります。
3-2. 失敗しても安心できる雰囲気か
体験に行った時に、ぜひこんなところを見てみてください。
- 子供たちが自由に発言できているか
- 間違えた時に、笑ったりバカにしたりする雰囲気がないか
- 講師が失敗を「学びのきっかけ」として扱っているか
失敗を責めるのではなく、「一緒に面白がる」「一緒に考え直す」雰囲気のある習い事は、それだけで自己肯定感を育てる力があります。
3-3. 小さな成長を具体的にフィードバックしてくれるか
- レッスン後に、今日できたことを具体的に伝えてくれるか
- 保護者へのフィードバックが「結果報告」だけになっていないか
- 子供自身に「自分の成長ポイント」を言語化させてくれるか
このあたりも、長く通うほど差が出るポイントです。
4. ロジカルAIスクールが大切にしている「答えよりプロセスを褒める」文化
ロジカルAIスクールは、AI時代に本当に必要な思考力を育てる、日本初の子供向けAIスクールです。
「先読み力」「言語化能力」「論理的思考力」「情報処理力」の4つの基盤能力を、
AIとの対話やボードゲーム、プリント学習、3Dプリンターなどの体験を通じて育てていきます。
その中でも、自己肯定感に直結するのが、ロジスク全体で大切にしている次のような文化です。
4-1. 必ずプロセスを聞いてからフィードバックする
子供が答えを言った時、正解かどうかだけで判断せず、
- 「どうしてそう思ったの?」
- 「その考えにたどり着くまでに、どんなことを考えた?」
と、必ずプロセスを聞くようにしています。
たとえ答えが違っていても、
- 「その発想は面白いね」
- 「ここまでは筋が通っていたね」
と、考え方の良い部分を具体的に伝えます。
4-2. AIを「できて当たり前の天才」ではなく、「一緒に考えるパートナー」として使う
ロジスクでは、生成AIに何でも答えを教えてもらうのではなく、「AIにどう伝えたら、自分の意図した答えが返ってくるか」を一緒に考えます。
この過程で、
- 言葉を工夫して伝えてみる
- うまくいかなかったら、どこが伝わっていないかを考える
- 何度も試行錯誤しながら、自分のイメージに近づけていく
といった「プロセスそのもの」が、子供たちの成功体験になります。
AIがすぐに完璧な答えを出してしまう時代だからこそ、
「答えを知っていること」ではなく、「考えて工夫したこと」に価値を置くことが、自己肯定感を守るうえでとても重要だと感じています。
4-3. 少人数制だからこそ、一人ひとりの「小さな変化」を拾える
ロジスクは少人数制(最大8人)なので、講師が一人ひとりの表情や声のトーンの変化まで見ることができます。
- 今日はいつもより自分から手を挙げられた
- 初めて会う子に自分から話しかけに行けた
- 前は「できない」と言っていた課題に、自分からチャレンジした
こうした変化を見逃さず、レッスン内でも、保護者の方へのフィードバックでも、できるだけ具体的にお伝えするようにしています。
ロジスクの詳しい特徴については、「ロジカルAIスクール公式サイト」や「教室について」のページもぜひご覧ください。
5. まとめ:お子さんが「できた!」と笑顔になる瞬間を、ぜひ見に来てください
子供の自己肯定感は、生まれつき決まっているものではありません。
日々の声かけと、どんな環境に身を置くかによって、いくつになっても育て直すことができます。
- プロセスを褒める
- 失敗を恐れない環境を作る
- 小さな成功体験を積み重ねる
この3つを意識するだけでも、必ずお子さんの表情や言葉が少しずつ変わっていきます。
もし、
- 家ではなかなか余裕を持って関われない
- 自己肯定感を育てられる習い事を探している
- AI時代に通用する「考える力」も一緒に育てたい
と感じていらっしゃるようでしたら、ロジカルAIスクールを1つの選択肢として検討してみてください。
ロジスクでは、無料体験授業を実施しています。
少人数でアットホームな雰囲気の中、お子さんが「できた!」と笑顔になる瞬間を、ぜひ一度見に来ていただけたらうれしいです。
まずはお気軽に、公式サイトから無料体験をお申し込みください。
体験授業・説明会申し込み
著者: 川島優貴
所属: AIパートナーズ株式会社 代表取締役