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2025.11.13

中学受験の国語は「テクニック」で解けない。

本当に必要なのは、思考を言語化する力です。

中学受験において、
「合否は国語で決まる」
と言われることを、保護者の皆さまも一度は耳にされたことがあると思います。

しかし現場で子どもたちを見ていると、
どれだけ時間をかけても国語だけが伸びない
という悩みを抱えるご家庭が本当に多いのです。

私は自身も中学受験を経験し、現在はロジカルAIスクール(ロジスク)代表として多くの親子と関わる中で、
「国語だけが伸びない理由は、テクニックの問題ではない」
と確信しています。

本記事では、
国語で求められる“本質的な読解力・記述力”とは何か?
そして
AIとの対話が、なぜその力を飛躍的に伸ばすのか?
について、専門家として丁寧に解説します。

中学受験に取り組む親御さんにこそ、読んでいただきたい内容です。


■ なぜ国語はこんなにも難しいのか

理由はとてもシンプルで、しかし深いものです。

国語は、
本文に書いてあることを正確に読み取り、自分の言葉で再構成する科目
だからです。

つまり、

  • 文章の構造を理解する
  • 行間の気持ちを推測する
  • 比喩の意味を置き換える
  • 自分の言葉でまとめ直す
  • 50〜120字で論理的に再構成する

こうしたプロセスが必要になります。

これは、算数の「公式理解」や理科・社会の「暗記」とはまったく異なる能力です。

そして、この再構成の力=思考の言語化こそ、中学受験国語の本質です。


■ 塾のパターン学習では、なぜ伸び悩むのか

多くの塾では、国語を次のように扱います。

  • 選択肢の絞り方
  • 接続語の判定
  • 記述の型
  • 抜き出し問題の手順

もちろん、これらは一定の効果があります。
しかし――それだけでは「本当の読解力」は育ちません。

理由は明確で、
テクニックは「解き方」を教えるだけで、「考え方」を育てるわけではない
からです。

記述を書くときに、子どもが本当に必要としているのは──

  • 「なぜ主人公はそう感じたの?」
  • 「本文全体の構造はどうなっている?」
  • 「自分の言葉で説明するとしたら?」

こうした内側の思考です。

しかし、塾はマンツーマンではありません。
1人ひとりの思考プロセスを深掘りし、言語化を促すような指導は、時間的にも現実的にも難しい。

だから、国語が伸びない。

だから、家庭学習でも親御さんが困ってしまう。

ここに中学受験国語の最大の壁があります。


■ では、どうすればいいのか?

答えは、「思考を言語化する練習」です。

そして、そのための最高の相棒が──
AIとの対話です。

もちろん、AIに答えを聞くのではありません。
それでは学力は1ミリも伸びません。

そうではなく、
AIを「壁打ち相手」にして、思考と言語化を鍛えるのです。


■ AIが国語力を伸ばす理由①

「説明しないと伝わらない存在」だから

例えば、AIにこう言われたとします。

「この段落の要点を、あなたの言葉で説明してみてください」

すると子どもは、

  • どこを要点と判断するか
  • どう言い換えるか
  • どの順番で説明するか

を、自分で考えるしかありません。

これこそ、国語で求められる思考そのものです。


■ AIが国語力を伸ばす理由②

子どもの思考を“掘り返してくれる”から

AIは子どもが曖昧に答えると、必ずこう返します。

  • 「それは本文のどこから分かるの?」
  • 「その気持ちになった理由も説明できる?」
  • 「言葉が抽象的だから、具体的に言い換えてみよう」

親でも塾でもここまで粘り強く掘り下げるのは難しい。
しかしAIは、何回でも質問してくれます。

これが言語化の筋力トレーニングになる。


■ AIが国語力を伸ばす理由③

書きながら、同時に「考える」経験ができるから

記述問題は、本来

  1. 読む
  2. 考える
  3. 整理する
  4. 言葉にする

という4段階を踏む必要があります。
子どもにとってはとても負荷が大きい。

しかしAIと対話しながら進めると、このプロセスが自然に統合されます。

AIとの話し合いを通じて、

  • 何を根拠にするのか?
  • どこを要点にするのか?
  • どんな順番で並べると伝わるのか?

が、会話の中で明らかになり、
そのまま記述へつながるのです。

これは、過去に私自身が中学受験で苦しんだ国語の本質的な壁を、まさに解決する方法だと感じています。


■ ロジカルAIスクールで行っている国語力を伸ばすAI活用とは?

ロジスクでは、AIを使った単なる効率化学習はしていません

行っているのは、
「思考を深掘りし、言語化する」ためのAI探究学習です。

例えば、

● AIに文章を説明する

子ども:「この物語のテーマは〜だと思う」
AI:「その根拠を3つに分けて説明してみよう」

→ 思考の整理が起こる

● 物語の続きをAIと一緒に考える

子ども:「主人公はこう動くと思う」
AI:「なぜ?その動機を説明してみて」

→ 行動理由・感情理解が深まる

● 文章の要約をAIと議論する

AI:「あなたの要約は主観が入っているよ」
子ども:「じゃあ事実だけでまとめ直すと…」

→ 客観的に読む力が育つ

こうした対話の積み重ねが、
読解力・記述力の本質=思考の言語化能力を育てます。


■ 塾の勉強にロジスクが補完的に効く理由

ロジスクは、
中学受験専門塾の代わりではありません。

しかし、
塾では伸ばしにくい力を伸ばす場所です。

✔ 選択肢の技術
✔ 記述の型
✔ 語彙の暗記

これらは塾で鍛えられます。

一方でロジスクでは、

✔ 思考の深掘り
✔ 論理の構造化
✔ 言語化のトレーニング
✔ AIとの対話による“説明力”の開発

これらを扱います。

つまり、
中学受験の国語に最も必要な部分を補完できる。

実際、国語に苦しんでいたお子さんが、
「AIに説明できるようになった瞬間から記述が書けるようになった」
というケースは非常に多いです。

ロジスクの詳細はこちら
👉 ロジカルAIスクール公式サイト
👉 コース紹介ページ


■ 結論

国語の成績は、「思考の言語化」で変わる。

そしてAIは、その最強の相棒になる。

中学受験は「正解を探す力」だけでは勝てません。
それ以上に、
自分の頭で考え、言語化し、相手に伝える力
が求められます。

この力は受験のためだけでなく、
AI時代を生きる子どもたちにとって“一生モノの武器”になります。

ロジカルAIスクールは、
その力を、AIとの対話を通じて楽しく育てる場所です。

まずは無料体験で、
お子さんがAIを相手に「考え始める瞬間」を見てみませんか?

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著者:川島優貴(AIパートナーズ株式会社 代表取締役/ロジカルAIスクール代表)

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